近年「FIRE」と言う言葉をよく耳にします。
実は、私もその「FIRE」を目指している一人です。
では、そもそも「FIRE」とは、何なんでしょう。

FIREとは?
サイドFIREとは?
FIREとは?



読み方は「ファイヤー」だね。
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」のそれぞれの単語をとったものです。
経済的自立と早期退職(リタイア)のことです。
つまり、働かなくても生きていけるお金を貯めて早期退職すること。
FIREとは、投資法ではなく生き方を意味しております。
2014年頃から、米国を発端としてブームとなりつつあり、コロナ禍の2020年頃より日本でも認知度が高まってきています。
米国の研究などで試算されたものよると、年間生活費の25倍のお金を貯めて年率4%で資産運用できれば、金融資産を減らすことなく運用益だけで生活費を賄える。
40代や50代でも定年退職を待たずに、早期退職して資産運用だけで生活を賄うことが出来るのです。



FIREって生き方もあり!
FIREの種類



FIREにも種類があるの?
一言に「FIRE」と言っても、いくつかの種類があります。
FIREには、ファットFIRE・リーンFIRE・コーストFIRE・サイドFIRE・バリスタFIREの5種類!
まずはどのような種類があるのかを見ていきましょう。
ファットFIRE(Fat FIRE)
ファットFIREとは、不労所得(不動産所得や配当金など)の資産収入のみで贅沢な生活をしていける状況です。
英語でFat(豊かな)という意味があります。
リーンFIRE(Lean FIRE)
リーンFIREとは、不労所得の資産収入で生活していける状況です。
ファットFIREと異なるのは、贅沢をせずに生活費だけ賄えることです。
英語でLean(無駄がない)という意味があります。
コーストFIRE(Coast FIRE)
コーストFIREとは、資産収入だけで生活できるが、あえて仕事もする状況です。
英語でCoast(海岸)という意味があり、のんびり過ごすイメージです。
サイドFIRE(SideFIRE)
サイドFIREとは、資産収入だけでは不足する生活費を労働収入で賄うスタイル。
プチFIREとも言われており、資金が少なくても目指せる現実的なFIREです。
バリスタFIRE(BaristaFIRE)
バリスタFIREとは、資産収入に加えて、フルタイムではない(パートやアルバイト)などの労働収入で生活費を賄うスタイル。
サイドFIREに似ていますが、雇用形態が異なりパートやアルバイトで生活費を半分稼ぐイメージです。
英語でカフェのバリスタに由来しています。
FIREのメリット・デメリット



FIREのメリット・デメリットも理解しておこう!
FIREのメリット
自由な時間
最大のメリットはやはり自由な時間。
サラリーマン時代の就業時間を自由に使えるのです。趣味や旅行、自分の好きなことなどに時間が使えます。
ストレスが減る
サラリーマンの肉体的負担や精神的ストレスから解放されます。また煩わしい人間関係もなくなります。
心身ともにストレスフリーの生活を送ることが出来るのです。
財務能力の向上
投資などにより資産運用するため投資スキルが磨かれます。また、生活費の支出などを厳密に管理できるようになり賢いお金の使い方を学べます。
キャリアの柔軟性
経済的な余裕により、さまざまなことに挑戦できます。好きな仕事なども選択できるのはメリットです。
FIREのデメリット
FIREをするならデメリットも理解しておく必要があります。
逆に言えばメリットがデメリットになることもあります。
倹約が必要
出来る限り無駄遣いをなくした生活を心掛ける必要があります。(FIREのスタイルにもよる)
生活に使えるお金が減り不満を感じる可能性もあります。
社会的孤立
仕事を辞めることで社会からの孤独を感じてしまう方もいます。また周囲や友人との価値観やライフスタイルが異なることによって関係が悪化する可能性もあります。
投資リスク
投資にはリスクが伴います。リスクを許容し長期的な視点で資産運用を行う必要があります。積極的な投資戦略が裏目に出る可能性もあります。
暇になる
これまで仕事をしていた時間が無くなるので、時間の使い方を持て余らしてしまう可能性があります。何もすることのない時間が負担に感じることもあるのです。
おすすめはサイドFIRE
私が目指すのは「サイドFIRE」です。
ファットFIRE・リーンFIRE・コーストFIREのように資産収入だけで生活するには、多額の資産が必要になります。
一方「サイドFIRE」なら、投資収益に加えて副業やフリーランスなどである程度負担を軽くしながら収入を得ていくためハードルは低いです。
通常のFIREでは、仕事をしなく自由時間を持て余してしまい、社会とのつながりが希薄になるデメリットを、サイドFIREでは副業などを通じて生きがいや、新しい人間関係を広げたり出来ます。
デメリットを最小限に抑えられて、さらに一番FIREのハードルが低く時間に融通が利きます。
まずは「サイドFIRE」からお勧めします。
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